精霊の守り人

短槍使いの女用心棒・バルサは、久しぶりに訪れた新ヨゴ皇国の街で、突然暴走した牛車から、川に振り落とされた皇子を助ける。
バルサが助けた少年は、新ヨゴ皇国の第二皇子・チャグム。彼は100年に一度卵を産む水の精霊に卵を産みつけられ、≪精霊の守り人≫としての運命を背負わされた者だった。
そんなチャグムを疎ましく思う父帝が、彼を亡き者にしようと追っ手を差し向けていると感じた母妃は、バルサの腕を見込んで、チャグムの用心棒を引き受けてくれと頼む。
帝を敵に回すという、命の保証がない仕事をなぜか引き受けたバルサは、宮に火を放つよう指示して、燃えさかる炎を背に、チャグムをつれて宮を脱出するのだった。
二人に執拗に迫る追っ手からの逃避行・・・。
しかし、この世と平行して存在する≪ナユグ≫のモノもまチャグムの身体にある卵を食らおうと狙っていた。
水の精霊とは?
様々な謎がバルサとチャグムの前に立ちはだかる―。

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