短槍使いの女用心棒・バルサは、久しぶりに訪れた新ヨゴ皇国の街で、突然暴走した牛車から、川に振り落とされた皇子を助ける。
バルサが助けた少年は、新ヨゴ皇国の第二皇子・チャグム。彼は100年に一度卵を産む水の精霊に卵を産みつけられ、≪精霊の守り人≫としての運命を背負わされた者だった。
そんなチャグムを疎ましく思う父帝が、彼を亡き者にしようと追っ手を差し向けていると感じた母妃は、バルサの腕を見込んで、チャグムの用心棒を引き受けてくれと頼む。
帝を敵に回すという、命の保証がない仕事をなぜか引き受けたバルサは、宮に火を放つよう指示して、燃えさかる炎を背に、チャグムをつれて宮を脱出するのだった。
二人に執拗に迫る追っ手からの逃避行・・・。
しかし、この世と平行して存在する≪ナユグ≫のモノもまチャグムの身体にある卵を食らおうと狙っていた。
水の精霊とは?
様々な謎がバルサとチャグムの前に立ちはだかる―。
精霊の守り人
- 第一話 「女用心棒バルサ」
- 第ニ話 「逃げる者 追う者」
- 第三話 「死闘」
- 第四話 「トロガイの文」
- 第五話 「秘策、青い手」
- 第六話 「青霧に死す」
- 第七話 「チャグムの決意」
- 第八話 「刀鍛冶」
- 第九話 「渇きのシュガ」
- 第十話 「土と英雄」
- 第十一話 「花酒をタンダに」
- 第十ニ話 「夏至祭」
- 第十三話 「人でなく虎でなく」
- 第十四話 「結び目」
- 第十五話 「夭折」
- 第十六話 「ただひたすらに」
- 第十七話 「水車燃ゆ」
- 第十八話 「いにしえの村」
- 第十九話 「逃亡」
- 第ニ十話 「狩穴へ」
- 第ニ十一話 「ジグロ・ムサ」
- 第ニ十ニ話 「目覚めの季(とき)」
- 第ニ十三話 「シグ・サルアを追って」
- 第ニ十四話 「最後の希望」
- 第ニ十五話 「宴」
- 第ニ十六話 「旅立ち」
