空の境界

「生きているのなら、神様だって殺してみせる」

これは、望まぬままに万物の生の綻び―死線を見る力「直死の魔眼」を得た独りの少女の物語。
名を両儀式という。
もとより「彼女」は自身に課せられた運命を無関心なまま受け入れていた。しかし、その生に疑問を抱いた刹那、皮肉にも二年もの昏睡状態に陥ることに。
やがて、目覚めの刻は訪れる。
そのとき、世界は変わっていた。
否、違っていたのは己だった。
かくして煌めくナイフを握り、日常と非日常の狭間に棲む怪異を追うことが唯一の生きる糧となる。
・・・・・・見守る眼差しがあることを知りながら。


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